空間デザインのプロ!インテリアデザイナーのお仕事

インテリアデザイナーと言えば、その名の通り、室内装飾をデザインする職業と思われがちです。もちろん、その認識は正しいのですが、実際の仕事内容は、それだけに留まりません。例えば、室内だけでなく室外のデザインも担当し、建物全体に統一感を出すことや、実際にデザインをする前に、デザインの相談に乗ることなども仕事の内容に含まれます。さらに、その知識やセンスを生かし、自分で家具やインテリア雑貨を制作するデザイナーもいます。

この仕事は、特に資格などはないため、なろうと思えば、誰にでもなれます。しかし、実際には専門学校やファッション系の学校を経て、デザイン事務所や設計事務所などに就職した後、独立するということが多いようです。また、建築士の資格がないと、自分のデザインを設計することが認められないため、この資格は必須であると言えます。

なお、似たような単語に「インテリアプランナー」や「インテリアコーディネーター」というものがあります。これらは、いずれも民間資格の名前であり、職業の名前ではありません。ちなみに、「インテリアプランナー」は、インテリアの設計や監理に対する資格、「インテリアコーディネーター」は、インテリアを設計するのではなく、組み合わせることに対する資格です。実際に仕事をするには、これらの資格も取っておいた方が良いでしょう。